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抑うつと休職で得たもの①~第三者からの肯定

HSPは、自己否定する傾向にあると言われています。

私は自己否定の塊だと思っていたのですが、それを証明するかのように、今年の2月23日に抑うつ状態と診断され、今でも休職しています。

もちろん、これは私個人の問題であり、自己否定感が強い人が、必ずしもうつになるということではありません。


うつになったのは、いろいろな要因が重なった結果だとは思いますが、直接の引き金になった要因は、二つありました。

第一の引き金は、人間関係の悪化です。

前述のAさんが退職する少し前の昨年6月末頃から、B先輩にわざと避けられたり、私だけきつい言い方をされたり、仕事で何かあると、みんなの前でも執拗に追及されるようになりました。

B先輩に対して萎縮してしまい、私にきつく当たる理由を聞くことができませんでしたが、思い当たるのが、Aさんに対する私の発言です。B先輩はAさんをかなり嫌っていて、おそらく私がAさんの肩をもったように感じたのでしょう。

B先輩に避けられるようになってから1カ月たった頃、突然、体調不良にみまわれました。

耳の閉塞感、喉の異物感、食欲不振、味覚異常、不眠、倦怠感。病院の検査で異常はないのに、症状は2カ月以上続きました。

Aさんが退職すると、B先輩の“敵”がいなくなったためか、私への態度が少し和らぎました。それに倣うように、私の体調も徐々によくなっていき、心療内科に行く必要はないと判断しました。

しかし、それは間違いでした。私の心はすでに限界だったのです。

もともと対人不安はありましたが、B先輩に避けられるようになってから、輪をかけて人が怖くなり、穏やかな人と話すのにも恐怖を感じるようになりました。

伝えるべきことをきちんと伝えられなくなり、誤解を受け、そのせいで誰かを傷つけていたとしても、訂正する気力もありませんでした。

仕事のことを聞くというほんの数分のことにも、大変な努力が必要になりました。

私は何カ月も、対人恐怖と極度の緊張状態で職場にいたのです。

そして、第二の引き金が突然やってきました。

今年の2月の人事異動によって、私の仕事はかなり影響をうけました。

その頃になると、メールや資料などの活字が頭に入ってこなくなり、ミーティングをしていても頭がぼうっとして、仕事にも集中できません。常に宙に浮いているような感覚でした。

『うつヌケ』という有名な漫画がありますが、その中に“脳が濁った寒天で包まれているような”という絶妙な表現があります。まさに、そんな状態でした。

何にも心が動かされない、何もやりたくない。そして、突然襲ってくる喪失感、焦燥感。

ここにきてようやく、心療内科の門を叩きました。

体が思うように動かず、ほとんど食事をせず、消えてしまいたい衝動に駆られ、身も心も憔悴しきっていたのに、どこかでホッとしている自分もいました。もう、職場の人とかかわらなくていいからです。


抑うつ状態、うつ病は、心の弱い人がなるものではありません。条件がそろってしまえば、誰でもなりうるものです。

その引き金は、他人から見たらささいなことかもしれません。それでも、当人にしてみれば、大きな負担なのです。

特にHSPは、他人からの影響を受けやすいので、日ごろから負担を軽くするような方法を身につける必要があると思います。

そのひとつの方法として、第三者から肯定されることがあげられます。

実は、心療内科に行く前に、会社で契約している臨床心理士のカウンセリングを受けていました。

すべて話したあと、臨床心理士さんは、おっしゃいました。

「あなたは、間違っていない」

自分を責めてばかりいた私にとって、大切な言葉になりました。
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プロフィール

YOU-KI

Author:YOU-KI
HSP・エンパス気質です。2014年1月に円形脱毛症を発症、2、3カ月で全身に広がり、汎発型に。2018年2月には、抑うつ状態と診断されました。

これらの経験で日々感じたこと、体験、得たものなどを発信しています。

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